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塾長の独り言 ( 2 )

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塾長の独り言

塾長コラム「受験シーズン」

2019年01月24日

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中学生・小学生ともに受験シーズンです。
私立、公立校ともに12月末~3月まで入学試験が行われます。

入学試験に向けた勉強をすることはもちろんですが、
面接練習も重要で質疑応答内容も個別に指導します。

たとえば、
宇部エリアの公立TOP 校、宇部高校の面接内容ですが、

グローバル化が進むなか、
国際社会で活躍する人材として必要な資質とはなにか?
2つあげよ。

グループ作業で必要なものはなにか?
それぞれホワイトボードに書き1分で説明しなさい。

といった質問が過去にありました。

その質問の回答として、
グローバル化…
「英語力」「変化に対応できる力」

グループ活動…
「批判しない」「明確なゴールを設定すること」「数値化すること」

というような内容を瞬時に答えなければなりません。

志望動機や長所や短所だけではなく、
社会問題に対して感じていることや、
変化する時代に対応するにはどうしたらよいかといった、
学生の知識や、考え方を問う質問が多くなっています。

質問に対応するには、
知識の引き出しを増やしことが必要です。

本を読むことはもちろんですが、
ニュース番組を見て家族と話をすることや、
幼児から色々なことを経験させてあげることが重要だと考えています。

実際に経験したことは5感を使って刺激し記憶に残ります。
休日はなるべくお子様に色々な体験をさせてあげて下さいね。

あけぼの学習会では隔月で体験学習を行っています。
是非参加してください。

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受付時間:月〜土10:00〜22:00 
担当の山本までご連絡ください♪

塾長コラム「志望校」

2019年01月05日

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先生ならどこの大学をめざします?
と、聞かれることがあります。

必ず、
「とりあえず偏差値の高いところ」
と、答えます。

偏差値がたかければ頭がいいわけではないですが、
偏差値の高いところには頭のいい子がおおい可能性が高く、
頭のいい友達のほうが刺激がおおいように思います。

たとえば、多くの人が自分の目指しているものや、
自分が頑張りたいと思うものを持っています。

高い志を持った仲間が、子供の友達になる。

これは子供がモチベーションを維持するのに凄く良いことです。

もちろん偏差値が低いからといって
そこで出来る友達がダメとはいいません。

ただ、頑張ることができるコミュニティに所属するのがよいです。

あいつもやらないから僕もやらない。
ではなく、
あいつもやってるから僕も頑張る!
というコミュニティに所属するのがよいですね。

「すむ場所」
「仕事」
「会う人」

を変えると人生がかわるといいます。
人の考えは変えることはできません。

でも、自分は自分の意思で変えることができます。

いちばん簡単なことは会う人をかえることです。
子供にとっては、学校がそれに当たります。

少しでも高みを目指している友達をつくることで
己を磨くことが出来るのではないかと思います。

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塾長コラム「問題に対応する力をつける」

2018年12月12日

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問題解決までのスピードは、
情報を集め処理する速度に依存します。
処理速度=偏差値なので、
基礎学力はしっかりつけましょうと話しました。

処理速度をはかるには偏差値で判断すればよいのですが、
偏差値が高く、処理能力があれば問題解決できるか?
といえば、そうでもありません。

毎回、同じ問題がでてくるわけではありません。
常に起こってくる新しい問題に対応できる力が必要です。

これは、答えが決まっている画一化された問題を解くだけでなく、
答えのない問題に対して考えて解決する力をつける必要があります。

この、「考える力」ですが、どのようにしてつけていくか、
例えばデンマークでは、“Teach”という言葉を禁じているそうです。

答えがあるため、Teach (教える)わけで、
Teachという概念を否定するところからスタートしたそうです。

生徒を連れて青果店に行って、
お店がどうやってお金を稼いでいるのかを考えさせる授業をします。

仕入れをし、その代金を払う。
お客さんが来て、野菜を買う。
そういった一連の過程を実際に見て、
「売れ残った野菜が棚の上で腐ってしまえば、
お店はつぶれてしまいますね。
では、どうすればいいでしょう?」
という議論をします。

損が出ないように青果店を経営していく方法を考える教育です。

次の機会には果物店に行って、
儲けが出る方法を自分で一から組み立ててごらんという課題を出します。
お金を稼ぐプロセスや、商売の仕組みという答えのない問いを、
みんなで議論してじっくり考えていきます。

10人いれば、10通りの答えがあります。
答えのない問題に対して
それぞれの考え方を理解して話し合いのなかに合意を得ていきます。

これまでの授業では、
答えの決まっている問題に対して、答えわかる勉強のできる子や、
目立ちたがりが、発表して、残の生徒は聞いているだけ。
ということが多く、
一つの答えが決まっている問題に対して皆が解いていました。

これでは画一化された思考しか生み出すことしかできませんが、

答えのない問題に取り組むことで問題解決能力をつけることができます 。

あけぼの学習会では、
企業の協力を得ながら職業体験や自然体験イベントを行っています。

塾外生も参加できるので是非参加して下さいね。

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塾長コラム「問題解決について」

2018年11月30日

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指導要領には、問題解決的な学習や
体験的な学習などを取り入れると示されています。
問題解決能力が、必要だといわれていますが、
どの様につければよいのでしょうか?

情報を沢山集めて、自分で解を導きだす。
なかには、人に相談するのもよいでしょう。
ですが、言う通りに、するのではなく、
咀嚼して自分の考えとして決定するのであればよいと考えてます。
また、得た情報から新しいものを創造することも必要です。

情報収集する力と、まとめる力。
また、そこから新しいものを生み出して伝える力が必要だということです。

情報を集めとなると、
Google をつかって検索すれば欲しい情報をえることができますが、
欲しい情報を連想して導きだせるようなキーワードがないと
一発で欲しい情報までたどりつけなかったりします。
これは、ある程度の予備知識がないと難しいので、
基礎学力であったり、知識は必要になってくると思います。

また、早急に問題解決しなくてはいけない場面もあるので、
情報を収集して纏めるまでのスピードが必要です。

その処理速度は偏差値に依存するとも言われています。

基礎学力がとれだけあるかということです。
これからの世の中、偏差値主義にはならないと言われていますが、
そんなことはないとおもいます。

就職する際も企業の面接官は、
出身高校や大学の偏差値を物差しにしてはかります。
人の処理速度を数値化しているほうが区別しやすいからです。

ただ、処理速度が早くても新しいものを創造できなくてはいけません。

能力は偏差値だけでははかれない。
ともいいますが、創造する力は、それに相当すると思っています。

創造する力については、また次回お話します。

まずは、問題解決するには情報を集めて処理することが必要で、
処理速度は偏差値に依存するから基礎学力はしっかりつけてください。

と、いうことです。

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塾長コラム「定期テストでの勉強の仕方」

2018年11月22日

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勉強は、わかるところと、わからないところを区別して、
わかるようにすることだと話しました。

では、具体的にどのように勉強したらよいのでしょうか?

まず中学生の成績上位層とそれ以外の生徒ですが、

テスト期間の勉強時間と、
その質に差があるようです。

学習時間

成績上位層は、最低でもテスト2週間前から
テスト範囲の勉強をはじめる子が多く
勉強時間は平均2時間以上です。

学習方法

成績上位層は、
・何がわかっていないか確かめながら勉強する。
・○つけしたあとに、解き方や、考え方を確かめる。
・重要なところを考えて優先順位をつけて勉強する。

ということをやっています。

上位層以外の生徒はテスト期間中、
勉強の取りかかりが遅く、勉強時間を確保できていない。
また、勉強方法については、

テスト期間中に勉強した?と聞くと、
勉強した!と、よく言ってきます。

ですが、よくみてみると、

問題を解くだけで○つけをしていない。
また、適当に○をつける。

ということが多く、わからないところを区別できていません。

勉強しても、分からないところがわかるようになっていないので、
勉強しても成績に反映しません。

また、成績が上がる魔法のようのものに憧れたりもするので、
市販の問題集を多数購入しがちです。
テスト期間中にこれらで勉強しますが、どれも同じ単元で、
テスト範囲の勉強が全然おわらない。
ということもあります。

あけぼの学習会ではこれらに対して
どの様に対策しているかご説明します!

勉強時間
自習室を使いたい放題です。
テスト週間になると生徒に通塾を促しています。

ご家庭で勉強できないお子様も、
充分に勉強時間を確保できます。

勉強方法
決まった問題集を使用します。

テスト範囲の勉強を目標にして、
先生が授業
→問題をとく
→自分で採点
→間違った問題は、先生が即座に指導
→解きなおし
→類題で確認
→次週、テストで確認

を、繰り返し、
わかるところとわからないところを区別して、わかるようにする勉強の仕方を身につけてもらいます。

分からないところがそのまま…。
ということはないので安心してくださいね!

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塾長コラム「変化」

2018年11月06日

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近年、「○○年後までにこの仕事がなくなる」
といった記事を目にします。

これまで人が行ってきた仕事を
ロボットやコンピュータに置き換わることを前提に
物語られていましたが、

AIの登場により、
どうやらその予測はあながち外れではない、
という見方が増えています。

2020年までに現在の仕事の50%が消える
という予測もされているほどです。

そのように世の中は常に革新・変化し続けていますが、
変化に対応しなければならないということは、
今に始まったことではありません。

「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。」

進化論で有名なダーウィンの言葉です。

世の中の変化の過程ですが、
現在、流行っていて売れているものでも、
やがて売れなくなるものもあります。

同じものばかりほしがらない。
人の気持ちが変化しているということです。

進化を促す力の中でも最も重要な要素は
社会のニーズだと言われています。

社会のニーズは市場の反応や、
影響力のある人物、
あるいは、組織の意思表示といった形であらわれます。

そのニーズは自然に出現し、
ニーズに答える形で世の中が進化していきます。

そうやって革新し続けているわけです。

では、変化に対応していくにるには、どうしたらよいか?
世の中が変化し続ける限り、
自分を変え続けるということです。

変化するには勇気がいります。
初めていく場所、経験、全てにおいて、
一歩踏み出すには勇気がいりますよね?

ですが、今置かれた環境・状況は、自分にとって心地よく感じていれば、
そこは変化がなく成長がありません。

変化するということは、
新しいことを知るということなので大きな学びがあります。

好奇心を持って、新しいことに常に挑戦することで学び、
変化していきましょう。

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塾長コラム「学び方」

2018年10月31日

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物事を一人前になるまで身につけるにあたり、
1万時間の法則とありますが、

ただがむしゃらに1万間時間を費やしたからといっても、
ものになるわけでもありません。

身につけるということは、
分かっていることと、わからないことを区別して、
わからないことを意識的になぞりながら実行していく。
このプロセスを繰り返して、学んでいくことだと考えています。

さらにプロフェッショナルになるには、
無意識に実行できるまで昇華しているのではないかと思いま。
そこまで高めないと「凄いな」と、人に認められないような気がします。

たとえば勉強、
算数・数学で考えてみます。

赤ちゃんは、言葉もなにも知らない無知の状態です。
わからないことも、わからない。

幼児期になり、言葉を発するようになり、
数字の概念がわかるようになり数を数えることができるようになります。

さらに成長すると、足し算、引き算など、
かけ算などの計算方法を身につけ、
中学生からは算数から数学という学問にかわります。

テストでよい点をとるために、
わからないことを見つけ、
わかるようにして学んでいきますが、

ここまでは皆がしていくことです。

テストの時に解法を、「うーん」と、
思い出しながら解いているようでは、「凄い」

と思われるような素晴らしい結果を出すことがてきません。

わからないことをわかるようにし、
無意識に解法を導き出せるくらいまで
昇華すると皆が認めるような結果を出せます。

子供だけでは、目的に対して目標をたて、分かることと、
わからないことを区別し対応していくことは、なかなか難しいです…。

あけぼのでは、そのお手伝いをしています。

ちゃんとした学び方がわかれば、
何にでも応用がきくと思いますので、頑張っていきましょう!

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塾長コラム「精神的な自立について」

2018年10月22日

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前回、子育ての最終目標は「自立」で、
経済・家庭・精神的な自立があるというお話をしました。
今回は「精神的自立」についてです。

精神的に自立するには、
子供の行動に干渉しすぎないことが重要です。

子供の自立のためといって、
子供の行動に干渉する親が多いと思います。

「朝、自分で起きる」
「服を汚さずに帰ってくる」
「片付けができる」
「自分から勉強を始める」
「支度を自分でできる」

親が思っている自立とは、
こういう生活習慣的な自立で、
親の手のかからない、
育てやすい子にすることをさしているのではないでしょうか。

もちろんこういったことは自分でできた方がよいですが、
実は子どものときにできなくてもそれほど心配することはありません。
大人になって本人がその気になれば、
その人なりにできるようになります。

生活習慣を正すときに、
「○○しなさい」といって子供の行動を決めてしまい、
「子供のため」といって親の言うことを聞かせようとしますよね。

子供たちは自分がやりたいことを優先して生活しているので、
親がしてほしい習慣などは優先順位が低く、
出来ないことのほうが多いです。
できていないと毎日叱られるの繰り返しです。

「また○○できていない」「何度言ったらできるの」
「自分がやりたいことばっかりやってないで、
やるべきことをやらなきゃダメでしょ」
「そういえば、まえも○○なことがあった」
「そんなことはやめて、これをやりなさい」
などと毎日のように叱られます。

毎日しかりつけても、直ることはほとんどありません。
叱られ続けた子どもは「自分はダメな子だ」と思い込みますし、
大人の価値観を押し付けられ、
そのやりたい事の順序を無視されると、
子どもは「やる気」をなくします。

そしてだれかの指示に依存し始めます。

大人はその方がコントロールしやすいので喜ぶかも知れませんが、
その結果、指示待ち人間になってしまいます。

幼い頃から「大人のやり方」を押し付けられることで
依存心が強くなるのです。

依存心が強いと、他人の目に縛られてしまい、
「自分を守ること」に必死になるので、
きめられたルールの内側にいるように心がけます。
ルールをまもっていれば叱られませんからね。

世の中の変化や、問題に直面したときには、
情報を集めて、自分で物事を決断していく
「精神的自立」をささえることが重要です。

「精神的自立」の成長は、
思春期頃に一段落するといわれていますので、

中学生までに精神的な自立できるように、
子供を支えることが重要です。

生活習慣については、
親からしたら目につくところでだと思いますが、

なかなか自分でできるようにはなりません。

前回、10才になったら大人扱いする。と書きましたが、
10才までは、親が手伝いながら生活習慣を整えてあげて、

10才になってからは自立させるためにも、
大人扱いしてはいかがでしょうか?

突き放すのではなく、ちゃんとお子様には、
「あなたは、10才になったから、大人扱いをします。
これからは、いちいち指摘しないから、自分のことは自分でするんだよ」

と、伝えて下さいね。

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塾長コラム「自立」

2018年09月28日

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「将来、お子様にどのようになってほしいですか?」

と質問すると、自立して生きる力をつけてほしい。
という回答が多いように思います。

では、具体的に何ができれば自立といえるのでしょうか?
自立を辞書で調べると、
「他への従属から離れて、独り立ちすること、独立。
他からの支配や助力を受けずに存在すること」
と書いてあります。

自ら立つという字の通り、他人や何かに寄りかからず
独り立ちして生きるという意味です。

自立の対義語は「依存」で、依存とは
「他人や何らかの物に寄りかかり、
存在の安定を図ること」となります。

人は自分のお世話を誰かに100%してもらう状態で生まれてきて、
成長と共に自立するという発達を想像するとわかりやすいですが、
自立したからといって、
依存しないで生活することは不可能です。

最近の心理学の研究では、
自立と依存が反対概念ではないことが明確にされつつあるそうです。
まず「自立」と聞くと、家族などから離れ、
依存・受身的感覚から脱し、
他者からのサポートを受けずに主体的に自分の足で
独り立ちすることを想像されるのではないでしょうか?

自立には、

①経済的自立:他者や他の機関を経済的にあてにせず、自分で金銭的にまかなえること。
②家庭的自立:家庭の中で炊事・洗濯などがこなせること。
③精神的自立:誰かを精神的に頼るのでなく、自ら責任を持って行動できること。

の3つの項目があるといわれています。
社会人になって1人暮らしするようになると、
①②はできるようになるのではないかと思います。

時間を有効に使う方法やお金を無駄遣いしない方法を
自ら考えるようになったり、
夕食も自炊をはじめるようになったり、
病気にならないよう健康に気をつけたりと
自己管理意識が高まります。

③の精神的自立ですが、前述の通り自ら責任を持って行動できることです。
責任を持つというのは、トラブルにあったとき、
「わかりません、できません、たすけてください」
と、全ての手助けを依頼するのではなく、
自分で情報を集め、考え、時にはアドバイスを受けながらも、
最終的には自分で判断を下し
問題解決していける力のことだと考えています。

自立していない場合、
「親がいったから」「学校で教わったから」
「有名な人がいっていた」「ネットに書いてあった」
と、全面的に依頼し、他人の責任にしてしまいます。

では、精神的に自立する「自分で判断を下し、問題解決できる」
大人になるにはどうしたらよいか…。

これは、長くなるので次回話そうかと思います!

塾長コラム<目標をきめましょう>

2018年09月17日

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以前のコラムで、

努力とは、

「目標実現のために、つとめること」なので、
努力しても結果が出ないというのは、
目標に対して努力の方向性がずれています。

と、話をしました。
今回はその目標についての話をしたいと思います。

まずは、目的を設定する必要があります。
目的と目標の違いなのですが、
目的は夢やゴール、
目標は目的を達成するための具体的な施策のことで、

・目的は、抽象的で数値では表せないもの
・目標は、具体的で数値で表すことができるもの
となります。

前述の通り、目的はゴールになるのですが、
最初、現状地点からゴールを見上げた時にゴールが遠すぎて、
どうやって到達したらよいかわからず圧倒されます。
その現状とゴールのギャップをうめる小さなゴールが目標です。

マラソンでいうところの給水スポットのようなものです。
給水スポットで達成感を得て、
また次のスポットへ向かうことができます。
目標は必ず達成・継続できるものにしましょう。
前に進んでいる実感がないとモチベーションを保つことが出来ません。

では、目的と目標の設定の仕方なのですが、
まずは目的を決めて、 そここら逆算していきましょう。

例えば、職業として教師につきたいのであれば以下のようになります。

目的> 学ぶ喜びをつたえたい。教師になることが夢。
目標> 学校の先生の就職試験に合格する
→ 教師免許をとる
→ 教育学部のある大学にいく
→ 目指す大学の合格実績のある高校に行く
→ 中学で学年◯◯番以内になるように勉強する
→ 基礎学力つけるために分からないことがないように勉強する。

さらに毎日の行動にまでおとしこみ、
「毎日勉強を継続すること」、
という結果になります。

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継続するには、 楽しみながら行わないといけませんし、
時にはご褒美もあり、やりきることが重要です。

 テニスの大坂なおみ選手のコーチですが、
選手と接するとき、必ず同じ目線で話をして、
試合に負けても叱ることはないそうです。

試合に負けた場合でも、叱ることはなく、
渋谷でダンスをしてyou tubeにあげるなど、
罰ゲームをすることはあるそうで、 ゲーム性を高くして、
お互いに楽しむことを徹底しているようです。

人間はさぼる生き物なので、
自分だけでは目標設定や毎日継続することが困難ですが、
コーチや塾の先生と目標設定を行い、
楽しみ、励ましてもらいながらであれば、
達成しやすくなります。

保護者さんがみてしまうと過干渉になりすぎる傾向にあるので、
保護者さん以外の師匠につくことが望ましいと思います!

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