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2018年09月

塾長コラム「自立」

2018年09月28日

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「将来、お子様にどのようになってほしいですか?」

と質問すると、自立して生きる力をつけてほしい。
という回答が多いように思います。

では、具体的に何ができれば自立といえるのでしょうか?
自立を辞書で調べると、
「他への従属から離れて、独り立ちすること、独立。
他からの支配や助力を受けずに存在すること」
と書いてあります。

自ら立つという字の通り、他人や何かに寄りかからず
独り立ちして生きるという意味です。

自立の対義語は「依存」で、依存とは
「他人や何らかの物に寄りかかり、
存在の安定を図ること」となります。

人は自分のお世話を誰かに100%してもらう状態で生まれてきて、
成長と共に自立するという発達を想像するとわかりやすいですが、
自立したからといって、
依存しないで生活することは不可能です。

最近の心理学の研究では、
自立と依存が反対概念ではないことが明確にされつつあるそうです。
まず「自立」と聞くと、家族などから離れ、
依存・受身的感覚から脱し、
他者からのサポートを受けずに主体的に自分の足で
独り立ちすることを想像されるのではないでしょうか?

自立には、

①経済的自立:他者や他の機関を経済的にあてにせず、自分で金銭的にまかなえること。
②家庭的自立:家庭の中で炊事・洗濯などがこなせること。
③精神的自立:誰かを精神的に頼るのでなく、自ら責任を持って行動できること。

の3つの項目があるといわれています。
社会人になって1人暮らしするようになると、
①②はできるようになるのではないかと思います。

時間を有効に使う方法やお金を無駄遣いしない方法を
自ら考えるようになったり、
夕食も自炊をはじめるようになったり、
病気にならないよう健康に気をつけたりと
自己管理意識が高まります。

③の精神的自立ですが、前述の通り自ら責任を持って行動できることです。
責任を持つというのは、トラブルにあったとき、
「わかりません、できません、たすけてください」
と、全ての手助けを依頼するのではなく、
自分で情報を集め、考え、時にはアドバイスを受けながらも、
最終的には自分で判断を下し
問題解決していける力のことだと考えています。

自立していない場合、
「親がいったから」「学校で教わったから」
「有名な人がいっていた」「ネットに書いてあった」
と、全面的に依頼し、他人の責任にしてしまいます。

では、精神的に自立する「自分で判断を下し、問題解決できる」
大人になるにはどうしたらよいか…。

これは、長くなるので次回話そうかと思います!

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2018年09月21日

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塾長コラム<目標をきめましょう>

2018年09月17日

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以前のコラムで、

努力とは、

「目標実現のために、つとめること」なので、
努力しても結果が出ないというのは、
目標に対して努力の方向性がずれています。

と、話をしました。
今回はその目標についての話をしたいと思います。

まずは、目的を設定する必要があります。
目的と目標の違いなのですが、
目的は夢やゴール、
目標は目的を達成するための具体的な施策のことで、

・目的は、抽象的で数値では表せないもの
・目標は、具体的で数値で表すことができるもの
となります。

前述の通り、目的はゴールになるのですが、
最初、現状地点からゴールを見上げた時にゴールが遠すぎて、
どうやって到達したらよいかわからず圧倒されます。
その現状とゴールのギャップをうめる小さなゴールが目標です。

マラソンでいうところの給水スポットのようなものです。
給水スポットで達成感を得て、
また次のスポットへ向かうことができます。
目標は必ず達成・継続できるものにしましょう。
前に進んでいる実感がないとモチベーションを保つことが出来ません。

では、目的と目標の設定の仕方なのですが、
まずは目的を決めて、 そここら逆算していきましょう。

例えば、職業として教師につきたいのであれば以下のようになります。

目的> 学ぶ喜びをつたえたい。教師になることが夢。
目標> 学校の先生の就職試験に合格する
→ 教師免許をとる
→ 教育学部のある大学にいく
→ 目指す大学の合格実績のある高校に行く
→ 中学で学年◯◯番以内になるように勉強する
→ 基礎学力つけるために分からないことがないように勉強する。

さらに毎日の行動にまでおとしこみ、
「毎日勉強を継続すること」、
という結果になります。

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継続するには、 楽しみながら行わないといけませんし、
時にはご褒美もあり、やりきることが重要です。

 テニスの大坂なおみ選手のコーチですが、
選手と接するとき、必ず同じ目線で話をして、
試合に負けても叱ることはないそうです。

試合に負けた場合でも、叱ることはなく、
渋谷でダンスをしてyou tubeにあげるなど、
罰ゲームをすることはあるそうで、 ゲーム性を高くして、
お互いに楽しむことを徹底しているようです。

人間はさぼる生き物なので、
自分だけでは目標設定や毎日継続することが困難ですが、
コーチや塾の先生と目標設定を行い、
楽しみ、励ましてもらいながらであれば、
達成しやすくなります。

保護者さんがみてしまうと過干渉になりすぎる傾向にあるので、
保護者さん以外の師匠につくことが望ましいと思います!

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塾長コラム「10才からは大人扱い」

2018年09月05日

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先日、あけぼの学習会の体験イベントで
多数のお子様を連れてキャンプにいってきました。

小学生3~4年の子がメインなのですが、
女の子はなんでも積極的に手伝いをします。

それに対して、男の子は、火おこしなど、
派手でダイナミックな仕事はするのですが、
遊びに夢中になって、片付けなどを率先して行う
というのはあまりなかったような‥。

男には特有のワールドがあります。
よく、ヒーローになりきって戦いごっこしますよね。
男は勝ち負けにこだわる。
勝負事がすきで、勝ちたがります。
ヒーローごっこをしても、皆がヒーローになって、
それぞれが勝った自分を想像して、「おれ、かっこいい!」
と、思っているはずです。

親になっても同じですよ。
「かっこいい!」「すごい!」という称賛の言葉が好きですし、
いつも何かと戦っています。

ただ、男の子は勝負が好きなので、
スイッチがはいるといつも以上の力を発揮することもあります。
さて、そんな男の子。どの様に接したらよいのでしょうか?

幼少期は、かわいいかわいいで、育てていても、
段々動きもダイナミックになってきて、
自由奔走で言うことも聞かない。
いってもやらないものだから、母親は、ガミガミいいながら、
結局、全ての事に手を出して
過干渉になる傾向があるようです。

そうして手をかけすぎた結果、
成功体験の少ない大人になってしまう‥。

10才からは大人として扱う。と、言います。

思春期ですが、14歳ごろに始まっていたが、
先進国の多くでは健康や栄養状態の改善から、
10歳ごろに始まるようになっているようです。

実際、大人になるのが早まっているともいえます。

10才になったら、大人扱いし、ある程度はほおっておく。
ということが必要なのではないのでしょうか。

突き放すのではなく、もちろん、ちゃんとお子様には、
あなたは、10才になったから、大人扱いをします。
これからは、いちいち指摘しないから、自分のことは自分でするんだよ
と、伝えてください。

さて、その扱いなのですが、子供も一人の大人なので、
大人同様に接する。それだけです。
それでは例をあげてみます。

「子供の話に耳を傾ける」
こうするべき!というような、意見の押し売りはだめです。
まずは「うんうん」と、話をしっかり聞いてあげましょう。

「承認してあげる」
分かっているよ。君のいいたいことはこうなんだね。
と、受け入れてあげてください。

「自己開示をする」
失敗談など、自分の話をしてあげましょう。
相談をするものよいです。

「お願いをする」
手伝ってほしいときも、「しなさい!」
ではなくて、「◯◯で困っているから、お願いできるかな?」

と、お願いしましょう。

「成功体験を積ませる」
やってみて、やらせてみせて、です。
成功体験が自信をつけます。

「親以外の大人の師匠をつくる」
親だけでなく、塾や習い事の先生などの師匠さんがいると良いです。

上記の事柄は、
大人と接するときに使っていることと同じではないですか?

相手が子供と思って上から言うのではなく、
大人と仲良くなって一緒に仕事をするという感覚で、
関係を作ってくださいね。

あけぼの学習会では、在籍する経験豊富なスタッフだけてなく、
オリジナルの体験学習プログラムにより、
協力企業の様々な職種の御師匠さんから学ぶことができます。

体験学習については、告知しますのでチェックして下さいね(*^^*)