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塾長コラム「姿勢を正すと集中力が高まる?」

塾長コラム「姿勢を正すと集中力が高まる?」

2019年05月23日

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広辞苑では「集中」の言葉の意味を
「 力や神経を)ひとところに集め、そそぐこと」と記載しています。

学習場面において 「集中する」とは、指導者の話を傾聴し、
よそ見をせず、課題に真剣に取り組む姿勢・態度のことを指します。

しかし 「集中力」とは何であるのか、
また高めるためにはどの ような配慮が必要なのかあいまいなため、

「座って静かにしなさい!」
「集中しなさい!」というような指示になりがちです。

では、どのようなときに集中できるのでしょうか?

<取り組むことを一つに絞る>

やることが膨大になると、
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」
と、焦りや迷いが生まれ、集中力を妨げます。

集中したいときは見るもの、
やらなくてはいけないことを絞るのが良いです。

目移りや邪魔が入る状況もよくないので、

Youtubeを再生しながらや、
机の上が散らかっているというのもダメ。

まずは机の上を整理して、
やることを順にならべて、
15分単位くらいでタスクをこなす
やり方が良いと思います

資料作成や、暗記など、時間のかかる重たいタスクについては、
ページを決めて細かく区切って
一つずつ実行するとうまくいきます

<姿勢をよくする>
一番手軽なのが、「姿勢をよくする」です。

ある実験で、
「2週間立っているときも座っているときも、姿勢に気を付けて生活」
それだけで、「集中力が増した」という結果があります。

正しい姿勢を保つという行為は、普段なかなか意識しない行動で、
私たちは気づくと猫背になったり、
肘をついたり、足を組んだりしています。

普段無意識にしていることを、
「やらないようにすること」は集中力を要します。

「猫背になったり、肘をついたり、
足を組んだりし始めたら、改めるということを繰り返す」

これだけで集中力が増すそうです。

また、良い姿勢をたった2分間とるだけで、
ホルモンに影響を与えるという、
ハーバード大学の実験結果もあります。

気分が落ち込んでいる時、悩みが多い時は、
頭を抱え、背中を丸め、下を向いてますよね?

その時の気分が姿勢(態度)に
影響を与える一方で、姿勢も、気分に影響を与えます。
良い姿勢を2分間保った後には
「テストステロン」というストレスに動じない
働きのあるホルモンが増えます。

つまり良い姿勢が脳の状態を変え、自信と落ち着きをもたらしてくれます。
背筋がピンと伸びた姿勢の人の方は、
ポジティブな考えになり、集中力も高いということです。

<姿勢をよくするには>
肩甲骨まわり。背中の筋肉を鍛えることで改善します。
この筋肉をつけるのに効果的なのが逆立ちです。

逆立ちをする準備として
手押し車など体を支える運動も良いでしょう。

あけぼの学習会では、
「体操」1時間+「勉強」1時間 
をセットを行うコースがあります。

体操では、「逆立ち」「手押し車」「瞑想」を必ず実施しています。 

「体操」「勉強」コースを選択している生徒さん。

普段集中できない幼児期の生徒さんも、
体操の後だと、集中して1時間勉強することが可能で、
楽しかった!と言ってきます。

勉強は基本めんどくさいので、やりたがりませんが、
楽しい、体操とのセットになっていることで、
めんどくさい気持ちが薄まっている」

また、「逆立ち」や「瞑想」後で姿勢が保たれているため、
集中力が増しているのではないかと考えます。

普段から姿勢に気をつけて行動してはいかがでしょうか?

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