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塾長コラム「10才からは大人扱い」

塾長コラム「10才からは大人扱い」

2018年09月05日

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先日、あけぼの学習会の体験イベントで
多数のお子様を連れてキャンプにいってきました。

小学生3~4年の子がメインなのですが、
女の子はなんでも積極的に手伝いをします。

それに対して、男の子は、火おこしなど、
派手でダイナミックな仕事はするのですが、
遊びに夢中になって、片付けなどを率先して行う
というのはあまりなかったような‥。

男には特有のワールドがあります。
よく、ヒーローになりきって戦いごっこしますよね。
男は勝ち負けにこだわる。
勝負事がすきで、勝ちたがります。
ヒーローごっこをしても、皆がヒーローになって、
それぞれが勝った自分を想像して、「おれ、かっこいい!」
と、思っているはずです。

親になっても同じですよ。
「かっこいい!」「すごい!」という称賛の言葉が好きですし、
いつも何かと戦っています。

ただ、男の子は勝負が好きなので、
スイッチがはいるといつも以上の力を発揮することもあります。
さて、そんな男の子。どの様に接したらよいのでしょうか?

幼少期は、かわいいかわいいで、育てていても、
段々動きもダイナミックになってきて、
自由奔走で言うことも聞かない。
いってもやらないものだから、母親は、ガミガミいいながら、
結局、全ての事に手を出して
過干渉になる傾向があるようです。

そうして手をかけすぎた結果、
成功体験の少ない大人になってしまう‥。

10才からは大人として扱う。と、言います。

思春期ですが、14歳ごろに始まっていたが、
先進国の多くでは健康や栄養状態の改善から、
10歳ごろに始まるようになっているようです。

実際、大人になるのが早まっているともいえます。

10才になったら、大人扱いし、ある程度はほおっておく。
ということが必要なのではないのでしょうか。

突き放すのではなく、もちろん、ちゃんとお子様には、
あなたは、10才になったから、大人扱いをします。
これからは、いちいち指摘しないから、自分のことは自分でするんだよ
と、伝えてください。

さて、その扱いなのですが、子供も一人の大人なので、
大人同様に接する。それだけです。
それでは例をあげてみます。

「子供の話に耳を傾ける」
こうするべき!というような、意見の押し売りはだめです。
まずは「うんうん」と、話をしっかり聞いてあげましょう。

「承認してあげる」
分かっているよ。君のいいたいことはこうなんだね。
と、受け入れてあげてください。

「自己開示をする」
失敗談など、自分の話をしてあげましょう。
相談をするものよいです。

「お願いをする」
手伝ってほしいときも、「しなさい!」
ではなくて、「◯◯で困っているから、お願いできるかな?」

と、お願いしましょう。

「成功体験を積ませる」
やってみて、やらせてみせて、です。
成功体験が自信をつけます。

「親以外の大人の師匠をつくる」
親だけでなく、塾や習い事の先生などの師匠さんがいると良いです。

上記の事柄は、
大人と接するときに使っていることと同じではないですか?

相手が子供と思って上から言うのではなく、
大人と仲良くなって一緒に仕事をするという感覚で、
関係を作ってくださいね。

あけぼの学習会では、在籍する経験豊富なスタッフだけてなく、
オリジナルの体験学習プログラムにより、
協力企業の様々な職種の御師匠さんから学ぶことができます。

体験学習については、告知しますのでチェックして下さいね(*^^*)