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塾長コラム「多様性」

塾長コラム「多様性」

2019年02月22日

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多様性(ダイバーシティ)という言葉を耳にすることはありませんか?

文科省が示している新しい学習指導要領等が目指す姿のなかには、
これから求められる資質・能力の要素として、

何を知っているか、何ができるか(知識・技能)
知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)
どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びに向かう力、人間性等)
の3つがが挙げられおり、

複雑で変化の激しい社会の中では、
固有の組織のこれまでの在り方を前提としてどのように生きるかだけではなく、

「様々な情報や出来事を受け止め、主体的に判断しながら、
自分を社会の中でどのように位置付け、社会をどう描くかを考え、
他者と一緒に生き、課題を解決していくための力が必要となる。」

と、多様化する社会での生き方について記述されています。

では、なぜ多様化が必要なのでしょうか?
組織には多様性が必要であるということを多くの人が言っています。

ヒューレット・パッカードのCMOアントニオ・ルシオ氏は、

「性別・人種などの多様性の高いチームでは、
さまざまな視点が生まれ、議論が活発になる」
「自社内だけでなく、取引先である広告会社にも
社員の多様性の確保を強く要請している」
と、多様性の重要性を強調しています。

多様性の効果は、マッキンゼーがレポートしており、
経営陣の人種および民族的多様性で上位の企業は、
経済的利益を得る可能性が35%高い。
経営陣の性別の多様性で上位の企業は、
中央値を15%上回る経済的リターンを得ている。

と、多様性が業績に直結する結果を示しています。

多様性とは、様々な人種、性別、年齢、
それぞれ画一ではない異なる人々と関わることです。
自分とは異なる人々と関わることで、より一層独創的に、寛容に、
そして努力家になれると言われています。

多様性への適応力をつけるには、
自分とは異なる文化、風習、
考え方をもつ人たちと 共生・協働していくことが必要となりますが、

学校教育では、同じ学年の生徒に一斉授業を行い、
画一的な教育に重きをおいているため、
個性を尊重しつつ授業を進めることはなかなか難しいことになると思います。

せめて、学校外では、様々な年代・性別の人と触れ合い協働する機会を作り、
適応する力を付けるようにしてはいかがでしょうか。

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